フィリピン医師会(Philippine Medical AssociationPMA)は25日、患者への模範となるよう、同国の医師の喫煙を禁止したと発表した。

オスカー・ティニオ(Oscar Tinio)会長は声明で医師の喫煙による副流煙の悪影響を排する狙いもあると述べている。また協会のマイク・アラゴン(Mike Aragon)広報担当は、喫煙している医師を見つけた場合は、協会へ報告してほしいと一般の国民に呼び掛けた。喫煙した医師への処分は今後医師会内の委員会で決定すると言う。

フィリピン政府の統計によると、同国には15歳以上の国民の28%にあたる1730万人の喫煙者がいる。

ちなみにベニグノ・アキノ(Benigno Aquino)大統領は喫煙者で、たばこは仕事のストレス対処に必要だと公言している。



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