フィリピン中部ボホール州でイモの一種、キャッサバを食べた子供が多数死亡した問題で、厚生労働省は10日、冷凍キャッサバを輸入する業者に対し、食品衛生法に基づく検査命令を出した。これまでは自主的な検査が義務付けられていた。 現地の報道によると、同州マビニの小学校で、キャッサバを使った菓子を露天商から買って食べた小学生少なくとも27人が死亡した。 キャッサバは有毒なシアン化合物を含んでおり、水にさらすなどの処理が必要。同省は「正確な情報は入手していないが、処理を誤ったのではないか」としている。 冷凍キャッサバは昨年1月から今月9日までに、4カ国から計8件、約8トン輸入。うちフィリピンからの1件でシアン化合物が見つかり、流通を止められている。


This entry was posted on 3:00 午後 and is filed under . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

0 コメント: