国際環境保護活動を行っている財団法人オイスカのバゴ研修センター(フィリピン・西ネグロス州)をこのほど、同国のアロヨ大統領が訪問し、養蚕施設を見学した。 同研修センターはオイスカ県支部が資金を集め、建設した。同州の農業技術支援や植林活動の拠点となっている「オイスカ静岡」の象徴的な施設。 大統領は同州政府の支援で建設されたシルクディスプレイセンターの開所式に出席した後、渡辺重美所長の案内で養蚕工場を見学した。 大統領は長年にわたるオイスカの現地での活動を高く評価し「ネグロスにおける養蚕産業の今後の発展のために中央政府としても、できるだけ協力したい」と申し出たという。 同研修センターでは約200軒の農家と共同で絹糸を生産、来年度は40トンの生産目標を立てており、今回の大統領の訪問は同州の特産サトウキビ生産に変わる新産業として養蚕の普及に弾みがつくはず―と関係者は期待している。


This entry was posted on 5:10 午前 and is filed under . You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

0 コメント: